「スライト・エッジ」ジェフ・オルソン
思考を現実化する為に現実的な第一歩を踏み出す方法
「スライト・エッジ」ジェフ・オルソン著 きこ書房
スライト・エッジ(わずかな違い)が人生の全てを変えるという話。
ベースになっているのはナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という訳で、
マスターマインドや習慣形成の偉大なる力などが中心になっている。
- 多くの人が良い習慣を身に着けようとするが簡単な事でさえ続かないのはなぜか?
- 95%の人がやっていない、5%の成功者がやっている事とは?
- 当たり前をきちんとこなす。
- ゆっくりと、着実に。しかし遅い事が良いわけでは全くない。
- 先人に学び、自ら行動する。その繰り返し
ほぼほぼ内容は「思考は現実化する」と被るのですが、あれは成功の17原則すべてを記しているのでやや大風呂敷感が否めず、実際に実践しようと思うと何から手を付けたらいいのやらって感じなのですが、こちらは習慣にフォーカスしている為、
「成功哲学は判ったけど、実際何をしたらいいわけ?色々やっても成果は出てこないし、難しい事は続けられないんだけど。」
という人がどうすれば成功できるのか、またどういう状況にあれば成功と呼べるのかも書かれています。
基本的に書いてあることはその通りだし素晴らしいし成功できそうって思えるし頑張る意欲もわいてきて素晴らしい本なんだけど。なんだけどさ。
本を読め本を読めって言っておきながら「ロマンス小説を読みまくってる女性が成功する日は来ない」とかぶっちゃけちゃったり、他人にどう思われるか気にしないようにという意味なんだろうが「自分がどんなに頑張っても、葬儀で本当に泣いてくれる人は10人かそれ以下だという記事を読んで驚愕した」というエピソードが書かれていたりとか、ナポレオンヒルから学んだ事以外での著者本人の人物像が垣間見える部分では
こいつかなり意味解らん・・・
と思ったのは個人的見解でございまする_(:3」∠)_