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読書感想ブログ

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) 汐街コナ・ゆうきゆう

頑張りすぎてしまう人

まだまだ頑張れると思っているのになんだか疲れてる人

どこまで頑張ればいいのかわからなくなっている人に

 

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

テーマは重いけど、漫画→解説→漫画という構成なのであっさり読めます。

 

 「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

もともとゆうきゆう先生の著書が好きで(最近の漫画で描かれたシリーズは読んでないのですが…)この本も監修がゆうきゆう先生だったので気にはなっていました。

 

けれども漫画の方の著者の方が「うっかり自殺しかけた」という体験は本当に過酷で、申し訳ないがこれを読んだ際に思った感想は

「これくらい追い込まれてる人は確かに常人であっても精神おかしくなるわ…」という納得感であり同時に「これくらい頑張らないと鬱になっちゃダメだよね…」という意味不明の劣等感でした。

 

ですのでこの本は「普段は精神科や心療内科とは全く無縁で、無縁だからこそ自分の精神状態の悪化に気づけない人に対して警鐘を鳴らす」という内容となっているのでもともと心が弱く普段から精神的に追い詰められやすい体質の人向けではないかなと思いました。ゆうき先生の解説は全般的な「追い詰められた人」に宛てられていますが、漫画の方はとにかく全編に渡って「過労死するくらいなら逃げろ」というメッセージで一貫しています。

 

普段健康だからこそ、精神的に追い詰められるという事の意味が解らない人っていると思います。身体的な怪我と違って、心の怪我は認識が難しい人もいるのは事実なので。

そういった人たちに対して「頑張りすぎないで」と伝える内容となっています。

 

「人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」」中井英史

 テレビで見る系の催眠術は日常生活に利用しづらいけど。

人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」

人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」

 

 

ざっくり言ってしまうと、上手な催眠術のかけ方の本です☆

でも催眠術って、普段他人にかけられませんよね?

たとえ催眠術で相手を自由に操れるって言ったって、普段

 

「はい、あなたは段々眠くなる~~そして私の言葉に逆らえなくなる~~~」

 

なんて出来ませんよね(笑)

 

この本は7割くらいがそういった一般的な催眠術のかけ方を紹介していますが、後半3割くらいは、日常のコミュニケーションで使用できるものと、自分自身に暗示をかけて夢や理想を叶える方法を提示しています。

 

「自分に催眠術をかける」とは

催眠術は暗示でかける!

という事は、自分に暗示をかけても効く!

自分に暗示って?

自分にかけられた、かけてしまった暗示を解く方法

自分の可能性を広げて夢を叶える方法

 

日常のコミュニケーションで使える催眠術とは

初対面から相手の心をつかむ方法

ラポールの築き方

相手にばれずにこっそり暗示をかけて相手を思い通りに動かす方法

意中の相手に好感を持たれる方法

 

・・・などが紹介されています。

前半の催眠術のかけ方に比べると、地味でシンプルな手法ばかりですが、だからこそ日常生活で活用でき、知っているといないとではコミュニケーションの取れ方に大きな違いが出る基本的な行動心理が多く記載されています。

 

シンプルなものばかりとはいえ、それでも実際自分のモノにして使いこなせるようになるにはそれなりの経験というか実践が必要になると思います。ですが確かに全てをモノに出来たら、かなり「相手に気づかれずに意のままにコントロールする」事が出来るようになると思います。

 

言うは易し!ですけどね( *´艸`)