「勇気づけの心理学」岩井俊憲
読んでみたら、アドラーでした。
恐らくこの界隈の方々からしたら「勇気づけ」と言えばアドラー、なんですね。知らなかった・・・。
子供は褒めて伸ばしましょうというが、褒めると結局飴と鞭の飴を求めての行動になってしまうので、飴がないならやらないとかいう、褒められる事を前提に行動を考えてしまう子になってしまう恐れがあるので、褒めずに勇気づける事で自立心を高め自分一人の時でも困難に立ち向かえる子になるように励ます方法が書かれています。
というか、最初の1~4章(概念)を読んでいる時は気づきませんでしたが、実践の5章~になってから「あ、これ子育ての際に活用する為に書かれてるんだ」と気づきました。子供いないのに・・・ヽ(´Д`)ノ
褒めると勇気づけるはとても似ています。
気付けない人はついついやってしまいがちな事(勇気づけるつもりで褒めたりけなしたりしてしまう事)を対比例文で説明しています。
でもさ、なんていうか良い例の場合の例文がなんというか・・・
「あら、〇〇ちゃん、頑張ってお手伝いしてくれてるのね。ママとても嬉しいわ」
みたいな口調しかないのですが、こういう語り方する人ってこの世に存在してるのか・・・?
ついで、自分が勇気づけられていないと他人を勇気づける事なんて出来ないという観点から、自分を勇気づける方法も解説されています。
子育てに悩むお母さん、子供とどう接したらいいかわからないお父さんはこの本に限らず「勇気づけ」というワードが入っている本を何冊か読んでみるといいかもしれませんよ~(*´∇`)ノシ マタネ~♪