「QUO VADIS~クオ・ヴァディス」佐伯かよの・新谷かおる
昔はSF漫画ってもっと沢山あったんだぜ。そして自由だった。
吸血鬼もタイムスリップもイエス・キリストもオーディンも不老不死も天地創造も出てくる全部盛りなお話!ナザレのイエスが小さくて可愛い。
あらすじ↓↓(ウィキペディア)
ねぇ 知ってる? オーディン
神を否定したぼくが神の伝説を引用するのは気が引けるけど・・・
楽園(エデン)から追放されたのは人間だけなんだよ
SF漫画は好きですが、最近は考察に関して突っ込まれる事が増えたせいかそれとも思考が大変だからなのかわかりませんが、こういう感じのSFっぽい作品って減ったような気がするんだよなぁ。これはその辺りの良い時代に活躍された作家さんの、最近まで続いていた作品。
最初これを読んだ時、新谷かおる先生かと思ったんですよね。したら作画は佐伯かよの先生だという。後で知るんですがこのお二人はご夫婦。価値観が似ているのか、作風も似てるんじゃないかなと個人的に思っております。
夫婦で一つの作品を作れるって、なんだか良いなぁと思いました( *´艸`)
「片づけの解剖図鑑」鈴木信弘
こういう、書いてる本人が心の底から楽しんでる感じの本って大好きです。
片づけに関する本だけど、断捨離の本でもすっきり片付く収納術の本でもない。
あ、マイホーム建てる前に読むのがおススメかも!絶対役に立つから!
収納は、実はとっても奥が深い
例えば、お洗濯。
ひとり暮らしワンルームだと、一般的には「干す場所(ベランダなど)」と、「しまう場所(クローゼットなど)」しか考えられていない事が多いけど、実際は?
乾いた洗濯物は、クローゼットに直行?いえいえ、一旦室内のどこかに必ず取り込まれますよね。かもいにかけるとか、ベッドの上とかがあるあるな光景。
室内物干し台?結構場所取りません?
それなら、最初から取り込むスペースを用意しておいた方が良い!
・・・みたいな、収納に関するなるほどがたくさん詰まった本です。
シンプルなイラストと、小気味よい文章。既に完成してしまった家には応用が利きにくいけど、知識読み物としてとても好きなテイストでした。
はしがきに
「所謂ちまたにたくさん出ている、読めばあなたの部屋がすっきり片付く!という本ではありません」と注意書きし、
あとがきで
「建築関係のお仕事の方が見たら何を当たり前の事を…と思われるかと思いますが」なんて書いたりして、
じゃあつまるところ誰向けの本なんだと( *´艸`)
なんていうか、らぶさんは少々変わり者だったのか(?)不動産広告の間取り図を見るのが大好きな子供でした。マンガ描いてる時も、パースで背景描いてる時の方が人物描いてる時より一生懸命だったし(* >ω<)=3
一瞬だけど、インテリアコーディネーターの資格取りたいと思って本買って勉強した時期もあったりするような、そんならぶさんみたいな変わり者にはとっても興味深くて読み易くて楽しい本でした~(*´∇`)ノシ