図鑑哲学~人生を変える100の話~ トム・ジャクソン
絵も写真もたくさん入っていて、小中学生とかが読んでも面白いのではないかなと思いました。
言い換えると、こういうのを小中学生の頃に読んで悶々としたかったなと羨みましたということで…。
図鑑哲学~人生を変える100の話~ トム・ジャクソン
哲学の始まりから、そもそも哲学の目的とは?などの基本的概要説明から始まって、道教、仏教、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、アダムスミス、グッドマン、ドーキンスなどなど、時代年代を追って説明されていきます。
一人もしくは一括りにつき1ページから見開きの2ページで構成されています。
絵も写真もふんだんに使用され、見出しも大きくてとっつきやすい。
一人1ページでまとめられているから当然深く知るには物足りないでしょう。
でも全部を読んでみてから深く知りたい物事にフォーカスするためにもいい本なのではないかなと思います。簡単に言うと哲学入門書みたいな位置ですね。
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(個人的感想)
見やすいと思ったらこれニュートンプレスが出版してたんですね。
わかりづらーい化学を身近なものに思わせてくれる雑誌ニュートンを出版しているニュートンプレス。HP見ると知的好奇心がザクザクと刺激されます。
で、まぁこの本。
本を否定するわけじゃないんですけど、この副題「人生を変える100の話」…結構こういう書き方するハウツー本とかノウハウ本とか自己啓発本とかあるあるですけど…
なんか、あっさいなぁというか、むしろ邦題つけた人が「これつけときゃ食いつくだろ」って狙ってる感がして浅いというのが、読者を浅く見積もられてるというかそんな印象が透けて見えてしまうのでした(思い込み