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読書感想ブログ

「片づけの解剖図鑑」鈴木信弘

こういう、書いてる本人が心の底から楽しんでる感じの本って大好きです。

 

片づけに関する本だけど、断捨離の本でもすっきり片付く収納術の本でもない

あ、マイホーム建てる前に読むのがおススメかも!絶対役に立つから!

片づけの解剖図鑑

片づけの解剖図鑑

 

収納は、実はとっても奥が深い

例えば、お洗濯。

ひとり暮らしワンルームだと、一般的には「干す場所(ベランダなど)」と、「しまう場所(クローゼットなど)」しか考えられていない事が多いけど、実際は?

乾いた洗濯物は、クローゼットに直行?いえいえ、一旦室内のどこかに必ず取り込まれますよね。かもいにかけるとか、ベッドの上とかがあるあるな光景。

 

室内物干し台?結構場所取りません?

それなら、最初から取り込むスペースを用意しておいた方が良い!

 

・・・みたいな、収納に関するなるほどがたくさん詰まった本です。

シンプルなイラストと、小気味よい文章。既に完成してしまった家には応用が利きにくいけど、知識読み物としてとても好きなテイストでした。

 

 

はしがきに

「所謂ちまたにたくさん出ている、読めばあなたの部屋がすっきり片付く!という本ではありません」と注意書きし、

 

あとがきで

「建築関係のお仕事の方が見たら何を当たり前の事を…と思われるかと思いますが」なんて書いたりして、

 

 

じゃあつまるところ誰向けの本なんだと( *´艸`)

 

なんていうか、らぶさんは少々変わり者だったのか(?)不動産広告の間取り図を見るのが大好きな子供でした。マンガ描いてる時も、パースで背景描いてる時の方が人物描いてる時より一生懸命だったし(* >ω<)=3

一瞬だけど、インテリアコーディネーターの資格取りたいと思って本買って勉強した時期もあったりするような、そんならぶさんみたいな変わり者にはとっても興味深くて読み易くて楽しい本でした~(*´∇`)ノシ

 

「勇気づけの心理学」岩井俊憲

 読んでみたら、アドラーでした。

 

勇気づけの心理学 増補・改訂版

勇気づけの心理学 増補・改訂版

 

恐らくこの界隈の方々からしたら「勇気づけ」と言えばアドラー、なんですね。知らなかった・・・。

 

 

子供は褒めて伸ばしましょうというが、褒めると結局飴と鞭の飴を求めての行動になってしまうので、飴がないならやらないとかいう、褒められる事を前提に行動を考えてしまう子になってしまう恐れがあるので、褒めずに勇気づける事で自立心を高め自分一人の時でも困難に立ち向かえる子になるように励ます方法が書かれています。

 

というか、最初の1~4章(概念)を読んでいる時は気づきませんでしたが、実践の5章~になってから「あ、これ子育ての際に活用する為に書かれてるんだ」と気づきました。子供いないのに・・・ヽ(´Д`)ノ

 

褒めると勇気づけるはとても似ています。

気付けない人はついついやってしまいがちな事(勇気づけるつもりで褒めたりけなしたりしてしまう事)を対比例文で説明しています。

でもさ、なんていうか良い例の場合の例文がなんというか・・・

 

「あら、〇〇ちゃん、頑張ってお手伝いしてくれてるのね。ママとても嬉しいわ」

みたいな口調しかないのですが、こういう語り方する人ってこの世に存在してるのか・・・?

 

ついで、自分が勇気づけられていないと他人を勇気づける事なんて出来ないという観点から、自分を勇気づける方法も解説されています。

 

子育てに悩むお母さん、子供とどう接したらいいかわからないお父さんはこの本に限らず「勇気づけ」というワードが入っている本を何冊か読んでみるといいかもしれませんよ~(*´∇`)ノシ マタネ~♪